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「落語心中」

2012.07.11(水)

 

「昭和元禄 落語心中」(雲田はるこ)

時代は昭和の中頃、大名人と呼ばれる八代目・有楽亭八雲(ゆうらくてい・やくも)と早世した天才・有楽亭助六、二人の落語家をめぐる芸と人情の物語。ムショで聞いた八雲の落語に惚れ込んだ元チンピラの与太郎は、ムリヤリ弟子入りし、助六の忘れ形見である小夏とともに師匠宅で暮らし始めます。ストイックに芸に打ち込む八雲と、小夏や師匠から聞かされる助六の落語に与太郎の芸人魂にも火がつき…。八雲師匠のモデルは特にいないようですが、助六をはじめ脇を固める落語家は現存する師匠たちにどこか似ている部分が感じられ、寄席の雰囲気や落語の所作・表情などもていねいに描き込まれています。第2部の「八雲と助六篇」では舞台を戦前に戻し、二人の内弟子〜二ツ目時代の物語に。助六の死の真相も明らかになるかも。今秋発売予定の第3巻が待ち遠しい限りです。

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